注文住宅のトイレで後悔しないにはどうすればいいのか

トイレ,イメージ

マルケンホームからのご案内

注文住宅のトイレは、家の中でも特に使用頻度が高く、快適性や機能性を考慮しないと後悔しやすい場所です。

設計の段階でしっかりと考え抜いておくことで、快適なトイレ空間を実現できます。

後悔しないためのポイントを以下のように整理しました。

目次

イレの広さと配置を慎重に決める

適切な広さ

注文住宅では、トイレの広さを自由に決められますが、狭すぎると窮屈で使いにくくなります。

逆に広すぎると無駄なスペースになりがちです。

以下の広さを目安に考えましょう。

  • 標準的な広さ:0.8m × 1.2m(畳1枚分) → 狭め
  • ゆったり使いたいなら:1m × 1.6m以上 → 車椅子対応にも◎
  • 手洗いカウンター付き:1m × 1.8m ~ 2m

配置の考え方

  • 玄関近くのトイレ → 来客が使用しやすいが、玄関と近すぎると音が気になる。
  • リビング横のトイレ → 家族が便利に使えるが、音対策必須。
  • 寝室近くのトイレ → 夜間の使用が楽。ただし音漏れや動線を考慮する。
  • 2階にもトイレを設置 → 朝の混雑を避けられ、夜間も便利。

トイレの配置は「音」「動線」「プライバシー」を意識して決めるのがポイントです。

トイレの音問題を解決する

防音対策

トイレの音が外に漏れるのは、注文住宅でよくある後悔ポイントです。

以下の方法で対策しましょう。

  • トイレの壁を防音仕様にする
    • 石膏ボード+遮音シートを入れる。
    • 断熱材を多めに入れる。
  • トイレのドアは防音タイプを選ぶ
    • 防音仕様のドア(TOTO、LIXILなどで販売)。
    • 引き戸より開き戸のほうが音が漏れにくい。
  • 音消しアイテムを活用
    • TOTOの「音姫」などの擬音装置を設置。
    • トイレ内に小型のBGMスピーカーを置く。

トイレの床・壁材選びで後悔しない

床材の選び方

トイレの床は水はね・汚れが付きやすいため、掃除のしやすさを重視しましょう。

床材メリットデメリット
クッションフロア安価で掃除がしやすい見た目がチープになりがち
フロアタイル高級感があり耐水性が高いひんやりしやすい
タイル高級感があり、掃除しやすい冬場は冷たい&目地の汚れが気になる
フローリングおしゃれな雰囲気になる水や汚れで劣化しやすい

おすすめは「フロアタイル」や「クッションフロア」 水に強く、掃除しやすい素材を選ぶと後悔しにくいです。

壁紙の選び方

  • 消臭機能付き壁紙(リリカラ、サンゲツなど)
  • 撥水性のある壁紙(お手入れが楽)
  • 汚れ防止コーティングされた壁紙
  • アクセントクロスを取り入れる(おしゃれなデザインに)

手洗いの有無を決める

手洗いをトイレ内に設置するかどうか

  • トイレに手洗いカウンターを設置:手をすぐに洗えて便利。
  • 手洗いは別の場所(洗面所)で済ませる:トイレ内が広くなる。

おすすめは「手洗い付きトイレ」
最近はタンクレストイレ+独立手洗いカウンターが人気ですが、設置スペースとコストを考慮しましょう。

トイレの照明・換気を工夫する

照明のポイント

  • 自動センサーライト → 入退室時に便利&消し忘れ防止
  • 温白色 or 昼白色の照明 → 明るすぎず落ち着く雰囲気
  • 間接照明を取り入れる → 高級感のある空間になる

換気の重要性

  • 24時間換気扇を設置 → ニオイ・湿気対策
  • 消臭機能付きの換気扇 → 空気をきれいに保つ

トイレの収納を工夫する

収納スペースを確保

トイレットペーパー、掃除用品、生理用品など、意外と収納するものが多いので、以下のような収納を考えましょう。

  • 埋め込み収納(壁に収納棚を作る)
  • 吊り戸棚収納(トイレの上部を有効活用)
  • 可動式ラックを活用(狭いトイレにも設置しやすい)

収納がないと「物の置き場がなくて散らかる」と後悔しやすいので、計画的に考えておきましょう。

コンセントの配置を考える

将来的にウォシュレットや暖房便座を取り付ける可能性があるため、コンセントは必須です。

コンセントの配置ポイント

  • 便座の近く(床付近) → ウォシュレット用
  • 腰の高さの位置 → 電動ブラシ充電や消臭機器用
  • トイレ内の隅に予備コンセントを設置 → 将来の用途に備える

タンクレストイレにするかどうか

最近はタンクレストイレ(TOTOネオレスト、LIXILサティスなど)が人気ですが、以下の点に注意しましょう。

タンクレストイレメリットデメリット
あり水圧が低い場所でもOK見た目が古く感じる
なしスタイリッシュで掃除しやすい停電時に水が流れないことがある

水圧が低い地域ではタンク付きのほうが無難

まとめ

  • トイレの広さは適切か?(狭すぎないか?)
  • トイレの配置は家族の動線に合っているか?
  • 防音対策は十分か?(壁・ドア・擬音装置)
  • 掃除しやすい床材・壁紙を選んだか?
  • 手洗いはトイレ内に設置するか?
  • 照明や換気の工夫はできているか?
  • 収納スペースは十分にあるか?
  • コンセントの位置は適切か?
  • タンクレストイレにするかどうか決めたか?

これらを意識すれば、快適なトイレ空間を作れます。

以上、注文住宅のトイレで後悔しないにはどうすればいいのかについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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