建売物件は平均で何坪くらいなのか

建売住宅（建売物件）の平均的な坪数は、地域や価格帯、開発業者の設計方針によって異なりますが、日本全国の一般的な傾向を以下にまとめます。

全国的な平均坪数

延床面積の平均

建売住宅の延床面積（建物の総面積）は、平均で 約25坪（約82㎡）〜35坪（約115㎡） が一般的です。

これは3LDK～4LDKの間取りを持つことが多く、家族向けの住宅として標準的な広さになります。

敷地面積の平均

建売住宅の敷地面積は、全国平均で 約30坪（約100㎡）〜50坪（約165㎡） 程度が主流です。

ただし、都市部と地方では大きく異なり、以下のような違いがあります。

• 東京都・大阪府などの都市部: 15坪（約50㎡）〜30坪（約100㎡）
• 郊外エリア（埼玉・千葉・神奈川・愛知など）: 30坪（約100㎡）〜40坪（約132㎡）
• 地方都市（北海道・九州・東北など）: 40坪（約132㎡）〜60坪（約198㎡）

地域別の傾向

地域によって建売物件の平均坪数には大きな差があります。

地域	延床面積（坪）	敷地面積（坪）
東京都心	20坪～25坪	15坪～30坪
近郊（神奈川・埼玉・千葉・大阪）	25坪～30坪	30坪～40坪
地方都市（名古屋・福岡・仙台など）	30坪～35坪	40坪～50坪
郊外・地方	35坪～40坪	50坪～60坪

• 都市部では土地が高価なため、狭小住宅（15坪〜20坪程度）や3階建ての建売が増える傾向があります。
• 地方都市や郊外では土地の価格が比較的安いため、広めの敷地を確保できることが多いです。

建売物件のタイプ別坪数

狭小住宅（都市型コンパクトハウス）

• 延床面積: 約20坪～25坪（66㎡～82㎡）
• 敷地面積: 約15坪～30坪（50㎡～100㎡）
• 特徴: 東京都内や大阪市内などの土地価格が高いエリアに多い。3階建てが主流。

一般的な戸建て（3LDK〜4LDK）

• 延床面積: 約25坪～35坪（82㎡～115㎡）
• 敷地面積: 約30坪～50坪（100㎡～165㎡）
• 特徴: 郊外の新興住宅地や地方都市でよく見られる。2階建てが多い。

ゆとりのある広めの建売（4LDK以上）

• 延床面積: 約35坪～40坪（115㎡～132㎡）
• 敷地面積: 約50坪～60坪（165㎡～198㎡）
• 特徴: 地方都市や郊外で見られる。庭や駐車スペースが広め。

まとめ

• 全国平均の建売住宅の延床面積は25坪〜35坪（82㎡〜115㎡）
• 敷地面積は30坪〜50坪（100㎡〜165㎡）
• 都市部では狭小住宅（15坪〜30坪）や3階建てが増加
• 地方や郊外では40坪以上の敷地も多い

購入を検討する際は、地域の価格相場や自身のライフスタイルに合った坪数を選ぶことが重要です。

以上、建売物件は平均で何坪くらいなのかについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。