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2023.12.18

注文住宅のライフサイクルコストとは?|お家のコスパの考え方

こんにちは!マルケンホームです。

この記事では、注文住宅のコストについて、ライフサイクルコストという考え方をご紹介します。

ライフサイクルコストとは、注文住宅を建てる際にかかる初期費用だけでなく、住んでいる間にかかる維持費用や更新費用、そして売却する際の残存価値など、住宅の寿命を通じてかかるすべてのコストのことです。

この記事を読むと、ライフサイクルコストの構成要素や計算方法、そしてコストを抑えるためのポイントが分かります。

注文住宅のコストを総合的に考えて、お家のコスパを高めたいとお考えの方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

注文住宅のライフサイクルコストとは?

注文住宅を建てるときに、どのくらいのコストがかかるかを考えるとき、どのように計算していますか?

多くの方は、土地代や建物代、設計費や諸経費など、注文住宅を建てる際にかかる初期費用だけを考えているのではないでしょうか。

しかし、注文住宅のコストは、初期費用だけではありません。

注文住宅は、一般的に30年以上もの長い期間にわたって住むものです。

その間には、固定資産税や住宅ローンの利息、光熱費や修繕費など、さまざまな費用が発生します。

また、注文住宅を売却する際には、その時点での住宅の価値も考慮しなければなりません。

つまり、注文住宅のコストとは、建てる際にかかる初期費用だけでなく、住んでいる間にかかる維持費用や更新費用、そして売却する際の残存価値など、住宅の寿命を通じてかかるすべてのコストのことなのです。

このように、住宅の寿命を通じてかかるすべてのコストを総合的に考えることを、ライフサイクルコストと呼びます。

ライフサイクルコストを知ることで、注文住宅のコストパフォーマンスや経済性を正しく判断することができます。

また、ライフサイクルコストを抑えるために、どのような住宅を建てるべきか、どのような住宅ローンを選ぶべきか、どのようなメンテナンスを行うべきかなど、注文住宅の計画や運用に役立つヒントを得ることができます。

注文住宅のライフサイクルコストの構成要素

注文住宅のライフサイクルコストは、大きく分けて以下の4つの要素から構成されます。

初期費用

初期費用とは、注文住宅を建てる際にかかる費用のことです。具体的には、以下のような費用が含まれます。

  • 土地代:注文住宅を建てるために購入する土地の価格です。土地の広さや立地条件、地域の相場などによって変わります。
  • 建物代:注文住宅の建物自体の価格です。建物の広さや構造、仕様、設備などによって変わります。
  • 設計費:注文住宅の設計を行う建築士や設計事務所に支払う費用です。一般的には、建物代の10%程度が目安とされます。
  • 諸経費:注文住宅を建てる際に発生するその他の費用です。例えば、建築確認申請費用や外構工事費用、引越し費用などがあります。

初期費用は、注文住宅のライフサイクルコストの中で最も大きな割合を占める要素です。

初期費用を抑えるためには、土地や建物の選び方や交渉方法、住宅ローンの利用方法などに注意が必要です。

維持費用

維持費用とは、注文住宅を住んでいる間にかかる費用のことです。具体的には、以下のような費用が含まれます。

  • 固定資産税:注文住宅の土地と建物にかかる税金です。固定資産税は、毎年1月1日時点での土地と建物の評価額に応じて決まります。
  • 住宅ローンの利息:注文住宅の購入に住宅ローンを利用した場合にかかる利息です。住宅ローンの金額や金利、返済期間などによって変わります。
  • 光熱費:注文住宅で使用する電気やガス、水道などの費用です。光熱費は、住宅の断熱性や省エネ性、家族構成やライフスタイルなどによって変わります。
  • 修繕費:注文住宅の外壁や屋根、床や壁、設備などの劣化や故障を修理するためにかかる費用です。修繕費は、住宅の品質や耐久性、メンテナンスの頻度や方法などによって変わります。

維持費用は、注文住宅のライフサイクルコストの中で最も長い期間にわたって発生する要素です。

維持費用を抑えるためには、住宅の性能や品質を高めることや、住宅ローンの適正な借り入れや返済計画を立てること、住宅のメンテナンスを定期的に行うことなどが重要です。

更新費用

更新費用とは、注文住宅の寿命を延ばすために、大規模な改修やリフォームを行う際にかかる費用のことです。具体的には、以下のような費用が含まれます。

  • 大規模修繕費:注文住宅の構造体や基礎、耐震性などを補強するためにかかる費用です。大規模修繕費は、住宅の築年数や構造、耐震基準などによって変わります。
  • リフォーム費:注文住宅の間取りやデザイン、設備などを変更するためにかかる費用です。リフォーム費は、住宅の広さや仕様、工事の内容や規模などによって変わります。

更新費用は、注文住宅のライフサイクルコストの中で最も高額な要素です。

更新費用を抑えるためには、住宅の品質や耐久性を高めることや、住宅のライフスタイルに合わせた計画的なリフォームを行うことなどが重要です。

残存価値

残存価値とは、注文住宅を売却する際に得られる価格のことです。残存価値は、以下のような要素によって変わります。

  • 土地の価値:注文住宅の土地の価値は、土地の広さや立地条件、地域の相場などによって変わります。土地の価値は、一般的には時間とともに上昇する傾向にあります。
  • 建物の価値:注文住宅の建物の価値は、建物の広さや構造、仕様、設備などによって変わります。建物の価値は、一般的には時間とともに減少する傾向にあります。

残存価値は、注文住宅のライフサイクルコストの中で最も不確実な要素です。

残存価値を高めるためには、住宅の性能や品質を高めることや、住宅のメンテナンスやリフォームを行うこと、住宅の需要や市場動向に注意することなどが重要です。

注文住宅のライフサイクルコストの計算方法

注文住宅のライフサイクルコストを計算するには、以下のような手順で行います。

  1. 注文住宅の寿命を想定する:注文住宅の寿命は、一般的には30年から50年程度とされます。しかし、住宅の品質や耐久性、メンテナンスやリフォームの状況などによって変わります。また、住宅の売却時期や理由も考慮する必要があります。
  2. 各要素の費用を見積もる:注文住宅のライフサイクルコストの各要素の費用を見積もります。初期費用は、土地や建物の契約価格や設計費や諸経費などを合計します。維持費用は、固定資産税や住宅ローンの利息、光熱費や修繕費などを年間や月間で算出します。更新費用は、大規模修繕費やリフォーム費などを発生する年度で算出します。残存価値は、土地の価値と建物の価値を売却時点で算出します。
  3. 現在価値に換算する:注文住宅のライフサイクルコストの各要素の費用を現在価値に換算します。現在価値とは、将来発生する費用や収入を現在の価値に換算することです。現在価値に換算することで、時間の経過によるお金の価値の変化を考慮することができます。現在価値に換算するには、割引率という指標を用います。割引率とは、将来のお金の価値を現在のお金の価値に換算するときに使う割合のことです。割引率は、一般的には住宅ローンの金利や市場金利などを参考にします。
  4. ライフサイクルコストの各要素の費用を現在価値に換算します。現在価値とは、将来発生する費用や収入を現在の価値に換算することです。現在価値に換算することで、時間の経過によるお金の価値の変化を考慮することができます。現在価値に換算するには、割引率という指標を用います。割引率とは、将来のお金の価値を現在のお金の価値に換算するときに使う割合のことです。割引率は、一般的には住宅ローンの金利や市場金利などを参考にします。
  5. ライフサイクルコストを算出する:注文住宅のライフサイクルコストは、初期費用と維持費用と更新費用の現在価値の合計から、残存価値の現在価値を引いたものです。ライフサイクルコストが小さいほど、注文住宅のコスパが高いと言えます。

注文住宅のライフサイクルコストを計算するには、さまざまな要素や条件を想定する必要があります。

そのため、正確な数字を出すのは難しいかもしれません。

しかし、ライフサイクルコストの概算を知ることで、注文住宅のコストを総合的に考えることができます。

また、ライフサイクルコストを計算する際には、複数のパターンを比較することも有効です。

例えば、土地や建物の選択肢や住宅ローンの金利や返済期間、リフォームのタイミングや内容などを変えて、ライフサイクルコストの変化を見ることで、最適な注文住宅の計画を立てることができます。

注文住宅のライフサイクルコストを抑えるためのポイント

注文住宅のライフサイクルコストを抑えるためには、以下のようなポイントに注意することが重要です。

高性能な住宅を建てる

高性能な住宅とは、断熱性や省エネ性、耐震性や耐久性などが高い住宅のことです。高性能な住宅を建てることで、以下のようなメリットがあります。

  • 光熱費を抑えることができます。高性能な住宅は、外気の温度や湿度の影響を受けにくく、室内の快適な温度を保ちやすいです。そのため、冷暖房の使用量や電力消費量を減らすことができます。
  • 修繕費や更新費用を抑えることができます。高性能な住宅は、建物の劣化や損傷を防ぐことができます。そのため、修理や補強の必要性や頻度を減らすことができます。
  • 残存価値を高めることができます。高性能な住宅は、住宅の品質や性能が高いことを証明する認定や証明書を取得することができます。そのため、売却時に住宅の価値が下がりにくく、高い価格で売ることができます。

高性能な住宅を建てるためには、住宅の設計や施工において、国や地方自治体が定める基準や基本性能を満たすだけでなく、より高い水準の性能を目指すことが必要です。

例えば、断熱性能においては、省エネルギー住宅の基準である「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」や「ZEH Oriented(ZEHに向けた住宅)」を目指すことができます。

また、耐震性能においては、耐震等級3や制震・免震構造などを採用することができます。

長期優良住宅の認定を受ける

長期優良住宅とは、国が定める基準に基づいて、住宅の品質や性能が高く、長期にわたって住み続けることができる住宅のことです。長期優良住宅の認定を受けることで、以下のようなメリットがあります。

  • 税金の優遇を受けることができます。長期優良住宅の認定を受けた住宅は、固定資産税や登録免許税などの減免や軽減を受けることができます。
  • 住宅ローンの金利の優遇を受けることができます。長期優良住宅の認定を受けた住宅は、住宅ローンの金利を低くすることができる制度やサービスを利用することができます。
  • 住宅の価値の維持や向上を図ることができます。長期優良住宅の認定を受けた住宅は、住宅の品質や性能が高いことを証明することができます。そのため、売却時に住宅の価値が下がりにくく、高い価格で売ることができます。

長期優良住宅の認定を受けるためには、住宅の設計や施工において、国が定める基準や基本性能を満たすだけでなく、より高い水準の性能を目指すことが必要です。

例えば、住宅の寿命においては、一般的には30年とされるものを60年とすることや、住宅の計画性においては、将来のライフスタイルの変化に対応できるようにすることなどが求められます。

住宅ローンの金利を比較する

住宅ローンの金利とは、住宅ローンを借りる際に支払う利息の割合のことです。

住宅ローンの金利は、住宅ローンの金額や返済期間、金融機関や商品の種類などによって変わります。

住宅ローンの金利は、注文住宅のライフサイクルコストに大きな影響を与えます。

住宅ローンの金利が高いほど、住宅ローンの利息が多くなり、維持費用が増えます。

逆に、住宅ローンの金利が低いほど、住宅ローンの利息が少なくなり、維持費用が減ります。

住宅ローンの金利を抑えるためには、以下のようなポイントに注意することが重要です。

  • 住宅ローンの金利を複数の金融機関や商品で比較することです。住宅ローンの金利は、金融機関や商品によって異なります。そのため、住宅ローンの金利を比較することで、最も低い金利の住宅ローンを選ぶことができます。
  • 住宅ローンの金利の種類を選ぶことです。住宅ローンの金利には、固定金利と変動金利の2種類があります。固定金利とは、住宅ローンの契約時に決めた金利が、返済期間中ずっと変わらない金利のことです。変動金利とは、住宅ローンの契約時に決めた金利が、市場金利の変動に応じて上下する金利のことです。固定金利は、金利の上昇リスクを回避できる代わりに、金利が高めに設定されます。変動金利は、金利が低めに設定される代わりに、金利の上昇リスクを負います。住宅ローンの金利の種類を選ぶ際には、自分の返済能力や金利の見通し、リスク許容度などを考慮する必要があります。
  • 住宅ローンの金利の優遇制度を利用することです。住宅ローンの金利の優遇制度とは、特定の条件を満たす住宅や借り手に対して、住宅ローンの金利を低くする制度やサービスのことです。例えば、長期優良住宅の認定を受けた住宅や、エコ住宅や省エネ住宅などの環境性能が高い住宅に対して、住宅ローンの金利を低くする制度があります。また、住宅ローンの借り手が、公務員や教員などの安定した職業に就いている場合や、女性や若者などの特定の属性に属している場合に、住宅ローンの金利を低くするサービスがあります。住宅ローンの金利の優遇制度を利用することで、住宅ローンの利息を節約することができます。

住宅のメンテナンスを定期的に行う

住宅のメンテナンスとは、住宅の外壁や屋根、床や壁、設備などの劣化や故障を防ぐために、定期的に点検や清掃、補修などを行うことです。住宅のメンテナンスを定期的に行うことで、以下のようなメリットがあります。

  • 修繕費や更新費用を抑えることができます。住宅のメンテナンスを定期的に行うことで、住宅の劣化や損傷を早期に発見し、対処することができます。そのため、大規模な修理や改修の必要性や頻度を減らすことができます。
  • 残存価値を高めることができます。住宅のメンテナンスを定期的に行うことで、住宅の品質や性能を維持することができます。そのため、売却時に住宅の価値が下がりにくく、高い価格で売ることができます。
  • 住宅の快適性や安全性を向上させることができます。住宅のメンテナンスを定期的に行うことで、住宅の清潔さや機能性を保つことができます。そのため、住宅の居心地や健康を向上させることができます。

住宅のメンテナンスを定期的に行うためには、以下のようなポイントに注意することが重要です。

  • 住宅のメンテナンスの計画を立てることです。住宅のメンテナンスの計画とは、住宅の各部分の点検や清掃、補修などの内容や時期、費用などを明確にすることです。住宅のメンテナンスの計画を立てることで、住宅のメンテナンスを効率的に行うことができます。
  • 住宅のメンテナンスの記録を残すことです。住宅のメンテナンスの記録とは、住宅のメンテナンスの実施状況や結果、問題点や改善点などを記録することです。住宅のメンテナンスの記録を残すことで、住宅のメンテナンスの品質や効果を確認することができます。
  • 住宅のメンテナンスの専門家に相談することです。住宅のメンテナンスの専門家とは、住宅のメンテナンスに関する知識や技術を持つ建築士や設備士、工務店などのことです。住宅のメンテナンスの専門家に相談することで、 住宅のメンテナンスの専門家に相談することで、住宅のメンテナンスに関する適切なアドバイスやサポートを受けることができます。住宅のメンテナンスの専門家に相談する際には、住宅のメンテナンスの計画や記録を提示することが有効です。

住宅のリフォームやリノベーションを検討する

住宅のリフォームやリノベーションとは、住宅の間取りやデザイン、設備などを変更することです。住宅のリフォームやリノベーションを行うことで、以下のようなメリットがあります。

  • 住宅の快適性や機能性を向上させることができます。住宅のリフォームやリノベーションを行うことで、住宅の空間や環境を自分の好みやニーズに合わせて変えることができます。そのため、住宅の居心地や利便性を向上させることができます。
  • 住宅の価値の維持や向上を図ることができます。住宅のリフォームやリノベーションを行うことで、住宅の品質や性能を高めることができます。そのため、売却時に住宅の価値が下がりにくく、高い価格で売ることができます。
  • 住宅の寿命を延ばすことができます。住宅のリフォームやリノベーションを行うことで、住宅の構造体や基礎、耐震性などを補強することができます。そのため、住宅の老朽化や傷みを防ぐことができます。

住宅のリフォームやリノベーションを検討するためには、以下のようなポイントに注意することが重要です。

  • 住宅のリフォームやリノベーションの目的や内容を明確にすることです。住宅のリフォームやリノベーションの目的とは、住宅の改善や変更を行う理由や目標のことです。住宅のリフォームやリノベーションの内容とは、住宅の改善や変更を行う範囲や方法のことです。住宅のリフォームやリノベーションの目的や内容を明確にすることで、住宅のリフォームやリノベーションの計画や予算を立てることができます。
  • 住宅のリフォームやリノベーションの専門家に相談することです。住宅のリフォームやリノベーションの専門家とは、住宅のリフォームやリノベーションに関する知識や技術を持つ建築士や設計事務所、工務店などのことです。住宅のリフォームやリノベーションの専門家に相談することで、住宅のリフォームやリノベーションに関する適切なアドバイスやサポートを受けることができます。住宅のリフォームやリノベーションの専門家に相談する際には、住宅のリフォームやリノベーションの目的や内容を提示することが有効です。
  • 住宅のリフォームやリノベーションの効果や費用を評価することです。住宅のリフォームやリノベーションの効果とは、住宅のリフォームやリノベーションを行った後に、住宅の快適性や機能性、価値や寿命などがどのように変化するかのことです。住宅のリフォームやリノベーションの費用とは、住宅のリフォームやリノベーションを行うためにかかる費用のことです。住宅のリフォームやリノベーションの効果や費用を評価することで、住宅のリフォームやリノベーションのコスパや経済性を判断することができます。

まとめ

この記事では、注文住宅のコストについて、ライフサイクルコストという考え方をご紹介しました。

ライフサイクルコストとは、注文住宅を建てる際にかかる初期費用だけでなく、住んでいる間にかかる維持費用や更新費用、そして売却する際の残存価値など、住宅の寿命を通じてかかるすべてのコストのことです。

ライフサイクルコストを知ることで、注文住宅のコストパフォーマンスや経済性を正しく判断することができます。

また、ライフサイクルコストを抑えるために、高性能な住宅を建てることや、長期優良住宅の認定を受けること、住宅ローンの金利を比較すること、住宅のメンテナンスを定期的に行うこと、住宅のリフォームやリノベーションを検討することなど、注文住宅の計画や運用に役立つヒントをご紹介しました。

マルケンホームでは、宮崎県全域、宮崎市・都城市・日南市・西都市・新富町・国富町・高鍋町等で高性能かつ低価格な新築注文住宅をご提案しています。

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