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2023.12.04

注文住宅の気密性とは?|高気密のメリットと気密性能を高める方法

こんにちは!マルケンホームです。

気密性とは、建物の外気との空気のやりとりの度合いを表す指標です。

気密性が高いと、外気の影響を受けにくく、結露やカビの発生を抑えることができるだけでなく、冷暖房効果が高まり、快適で省エネな住まいになります。

では、気密性を高めるためにはどのような方法があるのでしょうか?

また、注文住宅の気密性はどのように測定されるのでしょうか?

この記事では、注文住宅の気密性について詳しく解説します。

注文住宅を検討している方や、注文住宅の気密性について詳しく知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

注文住宅の気密性とは?

注文住宅の気密性とは、建物の外気との空気のやりとりの度合いを表す指標です。

気密性が高いということは、建物の隙間から外気が入りにくく、室内の空気が逃げにくいということで、高気密な住宅には多くのメリットがあります。

C値とは?

注文住宅の気密性を測定する方法として、C値というものがあります。

C値とは、建物の外周部の面積に対する隙間面積の比率を表す数値で、以下の式で表されます。

C値=住宅全体の隙間面積(c㎡)÷延床面積(㎡)

C値が小さいほど、建物の隙間が少なく、気密性が高いということになります。

C値を測定する際は、窓やドアなどの開口部を施錠し、すべての換気口を目張りした上で、専用の機械で屋内の空気を屋外に排出します。

その際、風量と屋内・屋外の気圧差を測定し、住宅の隙間の合計面積を求めます。

隙間の多寡による気圧差の変化から、隙間の合計面積(㎠)を測定した後、建物の延べ床面積で割ることでC値(㎠/㎡)を算出します。

C値の目安として、以下のような数値があります。

  • C値0.5以下:非常に高気密な建物
  • C値1.0以下:高気密な建物

注文住宅の場合、C値は1.0以下を目指すのが一般的です。

注文住宅の気密性が高いとどんなメリットがあるの?

注文住宅の気密性が高いと、以下のようなメリットがあります。

冷暖房効果が高まる

気密性が高いと、外気の影響を受けにくくなります。

そのため、室内の温度を一定に保ちやすくなり、冬は暖かく、夏は涼しい、快適な住まいになります。

また、冷暖房の効率も上がります。外気との空気のやりとりが少ないと、冷暖房のエネルギーが無駄になりにくくなります。その結果、電気代やガス代などの光熱費を節約できます。

気密性の違いは、住まいの快適さや経済性に大きく影響します。

結露やカビの発生を防ぐ

気密性が高いと、外気の湿度の影響を受けにくくなります。

そのため、室内の湿度をコントロールしやすくなります。

湿度が高すぎると、建物の劣化や健康被害を引き起こす可能性がある、結露やカビの発生の原因になります。

一方で、湿度が低すぎると、肌や髪の毛のトラブルや感染症のリスクを高める可能性がある、乾燥や静電気の原因になります。

気密性が高いと、湿度を適切な範囲に保つことができるため、結露やカビ、乾燥や静電気などの問題を防ぐことができます。

気密性の違いは、住まいの衛生や健康に大きく影響します。

外部の音や臭いを遮断する

気密性が高いと、外部の音や臭いの影響を受けにくくなります。

そのため、室内の静寂さや清潔さを保ちやすくなります。

外部の音や臭いは、ストレスや不快感の原因になります。

例えば、交通量の多い道路や工場などの近くに住んでいると、車の音や排気ガスの臭いが気になります。

また、隣人やペットなどの音や臭いも気になります。

気密性が高いと、外部の音や臭いを遮断することができるため、プライバシーや快適さを守ることができます。

気密性の違いは、住まいのプライバシーや快適さに大きく影響します。

注文住宅の気密性を高める方法は?

注文住宅の気密性を高める方法は、以下のようなものがあります。

気密シートや気密テープを使う

気密シートや気密テープは、建物の隙間をふさぐための材料です。

気密シートは、壁や天井などの面に貼ることで、外気との空気のやりとりを防ぎます。

気密テープは、窓やドアなどの開口部に貼ることで、隙間からの空気の漏れを防ぎます。

気密シートや気密テープを使うことで、建物の気密性を高めることができます。

気密シートや気密テープは、気密性を高めるための簡単で効果的な方法です。

気密窓や気密ドアを使う

気密窓や気密ドアとは、気密性の高い窓やドアです。

気密窓や気密ドアを使うことで、開口部からの空気の漏れを防ぐことができます。

開口部は、建物の気密性にとって、最も影響の大きい部分です。

開口部からの空気の漏れは、建物の気密性を低下させるだけでなく、結露やカビなどの問題を引き起こす可能性があります。

気密窓や気密ドアを使うことで、開口部からの空気の漏れを最小限に抑えることができます。

気密窓や気密ドアは、開口部の気密性を高めるための必須な方法です。

まとめ

注文住宅の気密性は、建物の外気との空気のやりとりの度合いを表す指標で、C値で測定できます。

高気密な注文住宅には、冷暖房効果が高まり、結露やカビの発生を防いだり、外部の音や臭いを遮断したりというメリットがあります。

注文住宅の気密性を高める方法としては、気密シートや気密テープを使う方法や、気密窓や気密ドアを使う方法があります。

注文住宅の気密性は、住まいの快適さや経済性、衛生、健康、安全性などに大きく影響する重要な要素です。

注文住宅を建てるときは、気密性についてしっかりと考えて、自分に合った気密性のレベルを選ぶことが大切です。

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